序話のこの言葉が心に刺さる。
『君の生き方が、この国の未来を定める』
では、どのような「生き方」があるべき姿なのか。
『自分は恵まれた人間である』という自覚を持ち、そのことへ感謝し、
『生涯をかけて、世の中の多くの人々の幸せのために、生きる』という覚悟を定めること。
これは、何も東大生に限ったことではない。
日本人に生まれたというそのことだけで十分に恵まれた存在である。その自覚と覚悟は日本人として必要な感覚ではないか。
この自覚が芽生え、覚悟が定まった時、これからの時代身につけるべき能力として挙げられている、
「職業的能力(クリエイティビティ)」「対人的能力(ホスピタリティ)」「組織的能力(マネジメント)」の力が価値を生む。
AI時代には、「基礎的能力(集中力や持続力)」、「学歴的能力(論理思考力や知識習得力)」といった、能力はAIに取って代わられるからこそ、上記3つの能力を付けるべきと書かれているが、AI時代が到来するしないに拘わらず、職業的能力、対人的能力、組織的能力は磨いていくべきだろう。
小生も親として、また、教育業界に身を置く者として、
「いかに生きるか」ということは、次世代を担うこども達に伝えていきたいものであり、
この著書に書かれているメッセージはより多くのこども達に届けたい内容。
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東大生となった君へ~真のエリートへの道~ (光文社新書) Kindle版
東大を出て活躍する人、活躍しない人。その違いは何か?――「東大卒」という人生の落し穴/「エリート」という言葉の誤解/競争社会で見失う「自分の人生」/なぜ、東大卒に「活躍する人材」が少なくなったのか/東大卒の人材が抱く錯覚/活躍する人材が持つ「五つの能力」/実社会における「優秀さ」とは/人事部が東大卒を採用する「本当の理由」/高校時代の「頭の良さ」は何も保証しない/「知識」が価値を失う時代
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2018/4/16
- ファイルサイズ935 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
◎東大卒の半分が失業する時代が来る。
その前に、君は、何を身につけるべきか
◎東大を出て活躍する人、活躍しない人。その違いは何か?
【目次】
序 話 少しだけ長く道を歩んだ先輩として
「東大卒」という人生の落し穴
「エリート」という言葉の否定的な響き
第一話 真のエリートとは何か
「エリート」という言葉の誤解
なぜ、君は、東大に入れたのか
「恵まれた人間」であることの自覚
「真のエリート」の条件
競争社会で見失う「自分の人生」
第二話 東大を出て活躍する人、活躍しない人
なぜ、東大卒に「活躍する人材」が少なくなったのか
東大卒の人材が抱く錯覚
活躍する人材が持つ「五つの能力」
実社会における「優秀さ」とは
「勉強以外の経験」が大きな差になる
「人間関係」という生涯のテーマ
人事部が東大卒を採用する「本当の理由」
高校時代の「頭の良さ」は何も保証しない
第三話 東大卒の半分が失業する時代が来る
「人工知能革命」という荒波
税理士会からの講演依頼の衝撃
人間が絶対にかなわない人工知能の能力
「知識」が価値を失う時代
人間の「勘」まで代替する人工知能
「知的職業」の半分が淘汰される
人工知能革命は「学歴社会」を崩壊させる
人工知能革命でも活躍する人材の条件
第七話 東大在学中に何を身につけるべきか
※目次全体については、下記「目次を見る」をクリックしてください。
【著者紹介】
田坂広志(たさかひろし)
1951年生まれ。74年東京大学卒業。81年同大学院修了。工学博士(原子力工
学)。87年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。90年日本総合研
究所の設立に参画。取締役等を歴任。2000年多摩大学大学院の教授に就任。
同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。05年米国ジャパン・
ソサエティより、日米イノベーターに選ばれる。08年世界経済フォーラム(ダ
ボス会議)のGlobal Agenda Council のメンバーに就任。10年世界賢人会議
ブダペスト・クラブの日本代表に就任。11年東日本大震災に伴い内閣官房参
与に就任。13年全国から4200名の経営者やリーダーが集まり「21世紀の変
革リーダー」への成長をめざす場「田坂塾」を開塾。著書は80冊余。
その前に、君は、何を身につけるべきか
◎東大を出て活躍する人、活躍しない人。その違いは何か?
【目次】
序 話 少しだけ長く道を歩んだ先輩として
「東大卒」という人生の落し穴
「エリート」という言葉の否定的な響き
第一話 真のエリートとは何か
「エリート」という言葉の誤解
なぜ、君は、東大に入れたのか
「恵まれた人間」であることの自覚
「真のエリート」の条件
競争社会で見失う「自分の人生」
第二話 東大を出て活躍する人、活躍しない人
なぜ、東大卒に「活躍する人材」が少なくなったのか
東大卒の人材が抱く錯覚
活躍する人材が持つ「五つの能力」
実社会における「優秀さ」とは
「勉強以外の経験」が大きな差になる
「人間関係」という生涯のテーマ
人事部が東大卒を採用する「本当の理由」
高校時代の「頭の良さ」は何も保証しない
第三話 東大卒の半分が失業する時代が来る
「人工知能革命」という荒波
税理士会からの講演依頼の衝撃
人間が絶対にかなわない人工知能の能力
「知識」が価値を失う時代
人間の「勘」まで代替する人工知能
「知的職業」の半分が淘汰される
人工知能革命は「学歴社会」を崩壊させる
人工知能革命でも活躍する人材の条件
第七話 東大在学中に何を身につけるべきか
※目次全体については、下記「目次を見る」をクリックしてください。
【著者紹介】
田坂広志(たさかひろし)
1951年生まれ。74年東京大学卒業。81年同大学院修了。工学博士(原子力工
学)。87年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。90年日本総合研
究所の設立に参画。取締役等を歴任。2000年多摩大学大学院の教授に就任。
同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。05年米国ジャパン・
ソサエティより、日米イノベーターに選ばれる。08年世界経済フォーラム(ダ
ボス会議)のGlobal Agenda Council のメンバーに就任。10年世界賢人会議
ブダペスト・クラブの日本代表に就任。11年東日本大震災に伴い内閣官房参
与に就任。13年全国から4200名の経営者やリーダーが集まり「21世紀の変
革リーダー」への成長をめざす場「田坂塾」を開塾。著書は80冊余。
登録情報
- ASIN : B07C4RCNLZ
- 出版社 : 光文社 (2018/4/16)
- 発売日 : 2018/4/16
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 935 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 213ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,595位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,275位人生論
- - 1,324位光文社新書
- - 3,846位哲学・思想 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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多摩大学大学院名誉教授。田坂塾 塾長。2005年米国Japan SocietyよりUS-Japan Innovatorsに選ばれる。2008年世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Agenda Councilメンバーに就任。2010年世界賢人会議・ブダペストクラブ日本代表に就任。2011年東日本大震災に伴い、内閣官房参与に就任。シンクタンク・ソフィアバンク・President。詩人。思想家。著書は、国内外で、100冊余。
◇公式サイトhttp://hiroshitasaka.jp/
◇田坂塾 http://hiroshitasaka.jp/tasakajuku/
◇田坂広志チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCuM5UFGWYmH_mh79V2yh_pw
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月22日に日本でレビュー済み
レポート
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15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年8月14日に日本でレビュー済み
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成熟期から衰退期を過ぎた日本。世の中のあり方が変わる節目にあり、官僚や大会社の社員は、出世と保身に走るばかりである。先人の悲痛なメッセージを重く受け止めた。
2018年5月7日に日本でレビュー済み
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本書は、全てのビジネスパーソンを対象とした、人工知能時代の指南書である。
これからの世の中で、淘汰されずに「活躍する人材」となるために、どのような能力を、いかにして身つけるべきかの過程が、具体的かつ詳細に記されている。
そのタイトルから、読者層を、東大生、東大卒の方々に限定している印象が強いが、むしろ、学歴コンプレックスをもつ若手ビジネスパーソンにこそおすすめしたい。
また、何らかの事情で大学に進学ができなかった、しなかった若者にもぜひ読んでほしい一冊でもある。
かくいう私自身、経済的理由から、大学には進学せず、高校卒業から社会人となり、十数年社会経験を積んだのちに、社会人大学院へ進学した者である。
本書の、
「大学に期待しない」、
「若い頃の苦労は、買ってでも、せよ」、
というくだりには、身をもって共感した。
いずれ社会へ出る大学生に向けて、また若手ビジネスパーソンに向けて、実社会で経験を積み、知識ではなく体験的知恵を掴むことの大切さを、これほどわかりやすく述べている著書は他に類を見ない。
本書に記されている、
『「真のエリート」の道を歩むために、実は、東大生、東大卒である必要は必ずしもない』
というメッセージは、高学歴ではない全てのビジネスパーソンにとって、大変勇気づけられる言葉であろう。
タイトルとは逆説的であるが、実社会で「活躍する人材」となるには、学歴など全く関係ないと、魂が奮い立つ。
「真のエリート」とは、「志」を抱く人間である、と著書は言う。
本書を読み終えた後、現代の日本に生まれた「恵まれた人間」として、一度限りの人生で、どのような「志」を掲げ、残された時間を、いかに悔いなく過ごすか、自身に問いかけたくなった。
これからの世の中で、淘汰されずに「活躍する人材」となるために、どのような能力を、いかにして身つけるべきかの過程が、具体的かつ詳細に記されている。
そのタイトルから、読者層を、東大生、東大卒の方々に限定している印象が強いが、むしろ、学歴コンプレックスをもつ若手ビジネスパーソンにこそおすすめしたい。
また、何らかの事情で大学に進学ができなかった、しなかった若者にもぜひ読んでほしい一冊でもある。
かくいう私自身、経済的理由から、大学には進学せず、高校卒業から社会人となり、十数年社会経験を積んだのちに、社会人大学院へ進学した者である。
本書の、
「大学に期待しない」、
「若い頃の苦労は、買ってでも、せよ」、
というくだりには、身をもって共感した。
いずれ社会へ出る大学生に向けて、また若手ビジネスパーソンに向けて、実社会で経験を積み、知識ではなく体験的知恵を掴むことの大切さを、これほどわかりやすく述べている著書は他に類を見ない。
本書に記されている、
『「真のエリート」の道を歩むために、実は、東大生、東大卒である必要は必ずしもない』
というメッセージは、高学歴ではない全てのビジネスパーソンにとって、大変勇気づけられる言葉であろう。
タイトルとは逆説的であるが、実社会で「活躍する人材」となるには、学歴など全く関係ないと、魂が奮い立つ。
「真のエリート」とは、「志」を抱く人間である、と著書は言う。
本書を読み終えた後、現代の日本に生まれた「恵まれた人間」として、一度限りの人生で、どのような「志」を掲げ、残された時間を、いかに悔いなく過ごすか、自身に問いかけたくなった。
2018年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、日本の将来に強い危機感を持った著者の、渾身の憂国の書であり、その道を正すための処方箋を提示したものであろう。
その処方箋とは、これからの日本において指導的立場に立つ者が、「真のエリート」として覚醒し行動を変えることであろう。
それは、著者が、あえて「東大生となった君へ」という書名を選んだことに表れている。
この書名により、読者が限定されてしまうかもしれない。
実際、私も東大卒ではないので、多少購入を躊躇した。
恐らく、著者は、そのようなリスクも想定した上で、幅広い読者に読まれることを願いながらも、考え抜いた末にあえてこの書名を選んだと思われる。
そして、私も、本書を一読して、日本のより良き未来のために、まずは「東大生」に象徴される高偏差値大学の学生に読んで欲しいと感じた。
著者は、本書の中で、東大生にこう語りかけている。
「君は、好むと好まざるとにかかわらず、周りから『エリート』と呼ばれる人生を歩むことになる」
「君の生き方が、この国の未来を定める」
いわゆる「学歴社会」の弊害については、著者も含め多くの人が指摘している。
しかし、現実には、中央省庁や大企業において「東大生」が優先的に採用され要職を占める傾向は、当面は変わらないであろう。
だからこそ、東大生に象徴されるような人材が、単なる受験競争を勝ち抜いた「高偏差値エリート」のまま歩みを止めるのではなく、「真のエリート」として目覚めなければ、日本の将来が危うくなるのだ。
それは、中央省庁の不祥事の多発や、大企業の業績悪化のニュースとして、顕在化している。
では、「真のエリート」とは何か?
あえて、本書を読んで感じた私見を述べればこうなる。
「より良き社会を築こうと願う志と使命感を持ち、それを実現するための能力を磨き続ける人」
真のエリートであるための核となる能力とは、一言で言えば「人間力」であろう。
無論、それだけではないが、「真のエリート」に成長していくための方策については、本書の中で平易な言葉で示されている。
そして、その方策は、より良き社会を築こうと願う志と使命感を持ち、それを実現するための能力を磨き続ようとする人であれば、東大生でなくても役立つものである。
実際、著者は本書の中で、読者にこう語りかけている。
「『真のエリート』の道を歩むために、実は、東大生や東大卒である必要はない。『大学に行ける』ということが、有難いことであり、恵まれたことであることを自覚し、その感謝を、世の中の多くの人々の幸せのために生きることによって表そうとするならば、すべての大学生が『真のエリート』としての道を歩める」
著者が、あえて「東大生となった君へ」という書名を選んだのは、経済的、健康的な事情で、「大学に行けなかった人々」への深い共感があってのことだと思われる。
その意味で、本書は、この国の現状を憂い自らの行動により社会を変えたいと願うすべての人々に、有益な示唆を与えてくれるであろう。
その処方箋とは、これからの日本において指導的立場に立つ者が、「真のエリート」として覚醒し行動を変えることであろう。
それは、著者が、あえて「東大生となった君へ」という書名を選んだことに表れている。
この書名により、読者が限定されてしまうかもしれない。
実際、私も東大卒ではないので、多少購入を躊躇した。
恐らく、著者は、そのようなリスクも想定した上で、幅広い読者に読まれることを願いながらも、考え抜いた末にあえてこの書名を選んだと思われる。
そして、私も、本書を一読して、日本のより良き未来のために、まずは「東大生」に象徴される高偏差値大学の学生に読んで欲しいと感じた。
著者は、本書の中で、東大生にこう語りかけている。
「君は、好むと好まざるとにかかわらず、周りから『エリート』と呼ばれる人生を歩むことになる」
「君の生き方が、この国の未来を定める」
いわゆる「学歴社会」の弊害については、著者も含め多くの人が指摘している。
しかし、現実には、中央省庁や大企業において「東大生」が優先的に採用され要職を占める傾向は、当面は変わらないであろう。
だからこそ、東大生に象徴されるような人材が、単なる受験競争を勝ち抜いた「高偏差値エリート」のまま歩みを止めるのではなく、「真のエリート」として目覚めなければ、日本の将来が危うくなるのだ。
それは、中央省庁の不祥事の多発や、大企業の業績悪化のニュースとして、顕在化している。
では、「真のエリート」とは何か?
あえて、本書を読んで感じた私見を述べればこうなる。
「より良き社会を築こうと願う志と使命感を持ち、それを実現するための能力を磨き続ける人」
真のエリートであるための核となる能力とは、一言で言えば「人間力」であろう。
無論、それだけではないが、「真のエリート」に成長していくための方策については、本書の中で平易な言葉で示されている。
そして、その方策は、より良き社会を築こうと願う志と使命感を持ち、それを実現するための能力を磨き続ようとする人であれば、東大生でなくても役立つものである。
実際、著者は本書の中で、読者にこう語りかけている。
「『真のエリート』の道を歩むために、実は、東大生や東大卒である必要はない。『大学に行ける』ということが、有難いことであり、恵まれたことであることを自覚し、その感謝を、世の中の多くの人々の幸せのために生きることによって表そうとするならば、すべての大学生が『真のエリート』としての道を歩める」
著者が、あえて「東大生となった君へ」という書名を選んだのは、経済的、健康的な事情で、「大学に行けなかった人々」への深い共感があってのことだと思われる。
その意味で、本書は、この国の現状を憂い自らの行動により社会を変えたいと願うすべての人々に、有益な示唆を与えてくれるであろう。
2018年4月21日に日本でレビュー済み
財務省の事務次官が辞職した日に、この本が発刊された不思議さを感じます。
辞職の原因となった次官の言行はもとより、国会答弁に立つ優秀なはずの
官僚の皆さんの言行の異様さを目にし耳にする今、この本は発刊されました。
この本を手に取って不可解に感じたのは、「東大生となった君へ」というタイトル。
何故、誤解を生みそうな特定の集団に向けたタイトルとしたのか?
中味を読んで更に疑問が膨らみました。
活躍する人材が持つ「5つの能力」を中心に書かれています。
1) 基礎的能力(集中力や持続力)
2) 学歴的能力(論理思考力や知識習得力)
3) 職業的能力(直観判断力や知的想像力)
4) 対人的能力(コミュニケーション力、中でも非言語的能力)
5) 組織的能力(人間的魅力や人間力)
筆者は、これから迎えるAI時代には、1)2)(学習で得られる知識)がAIに置き代わり、
3)~5)(体験を通して得られる知恵)が今以上に求められる時代になると説きます。
これは、「東大生となった君」だけでなく、全ての人に必要な能力ではないのか?
特に多くの若者には、自身の成長のために有益な助言で、敢えて読者数を減らして
しまうかもしれないようなタイトルを何故付けたのであろうか?
著者の考えは私には解りません。
著者の考えは私には解らないのだけれど、昨今の「日本を導くリーダー」と呼ばれる
人たちの誠に残念な姿を見ると、もはや「知識」を上手に振り回せることが優秀と
評価され重用される組織にどっぷり浸かってしまって身動きが取れなくなって
人たちを変えるよりも、今からの時代を担う色の染まっていない若者に、「知恵」を
身に付けることの大切さを伝え、より良き社会を創って欲しい願いかと感じました。
この本を手に取って不可解に感じた「東大生となった君へ」というタイトルは、
これからの日本を担ってゆく将来のリーダー候補たちに向けて、一人の先輩として、
敢えて誤解を生むリスクを取ってでも、そのメッセージを伝えようとした結果なのか
と思いました。
でも、「東大生となった君」だけじゃく、多くの若者が身に付けたら、
もっと良き社会になると思うし、歳を食った自分でもまだまだ身に付けたいぞ!と思うので、
その点で1点マイナスをして4点を付けました。
辞職の原因となった次官の言行はもとより、国会答弁に立つ優秀なはずの
官僚の皆さんの言行の異様さを目にし耳にする今、この本は発刊されました。
この本を手に取って不可解に感じたのは、「東大生となった君へ」というタイトル。
何故、誤解を生みそうな特定の集団に向けたタイトルとしたのか?
中味を読んで更に疑問が膨らみました。
活躍する人材が持つ「5つの能力」を中心に書かれています。
1) 基礎的能力(集中力や持続力)
2) 学歴的能力(論理思考力や知識習得力)
3) 職業的能力(直観判断力や知的想像力)
4) 対人的能力(コミュニケーション力、中でも非言語的能力)
5) 組織的能力(人間的魅力や人間力)
筆者は、これから迎えるAI時代には、1)2)(学習で得られる知識)がAIに置き代わり、
3)~5)(体験を通して得られる知恵)が今以上に求められる時代になると説きます。
これは、「東大生となった君」だけでなく、全ての人に必要な能力ではないのか?
特に多くの若者には、自身の成長のために有益な助言で、敢えて読者数を減らして
しまうかもしれないようなタイトルを何故付けたのであろうか?
著者の考えは私には解りません。
著者の考えは私には解らないのだけれど、昨今の「日本を導くリーダー」と呼ばれる
人たちの誠に残念な姿を見ると、もはや「知識」を上手に振り回せることが優秀と
評価され重用される組織にどっぷり浸かってしまって身動きが取れなくなって
人たちを変えるよりも、今からの時代を担う色の染まっていない若者に、「知恵」を
身に付けることの大切さを伝え、より良き社会を創って欲しい願いかと感じました。
この本を手に取って不可解に感じた「東大生となった君へ」というタイトルは、
これからの日本を担ってゆく将来のリーダー候補たちに向けて、一人の先輩として、
敢えて誤解を生むリスクを取ってでも、そのメッセージを伝えようとした結果なのか
と思いました。
でも、「東大生となった君」だけじゃく、多くの若者が身に付けたら、
もっと良き社会になると思うし、歳を食った自分でもまだまだ身に付けたいぞ!と思うので、
その点で1点マイナスをして4点を付けました。
2019年10月11日に日本でレビュー済み
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読みやすい。東大やその他有名大学生でなくても必読。何をすればいいか教えてくれる、そんなような一冊。
2018年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田坂氏がいう「真のエリート」という表現方法は、
特に国際関係において政界や経済界の「セレブ」が
賢人会議などで話す内容に酷似している(この
田坂氏自身もこういった会に参加されたのだろう)。
彼らはエリートであることの責任を自覚し、
欺瞞を自戒し、よき国際社会を作るべきことを
提唱している。誰にも共感できるような
社会の共通善の推進を提唱する、いわば
ロータリークラブやフリーメーソンのようなものだ。
実際のところ、国際社会がエリート支配の社会で
あることは良く知られている。
ピケティが『21世紀の資本』で
理論的に説明し、パナマ文書が実証したように、
国際社会は階級社会であり、その階級は
富や学歴によって示される。
こういった国際社会のエリートたるエートスが
「真のエリート」たる自覚ということだ。
しかし、その「真のエリート」が果たす役割と
実現する世界は、結局のところ、
現状(Status Quo)を追認することに終わる危険がある。
それは「ノブリス・オブリージュ」が、身分社会と
経済格差を追認したようにである。
「真のエリート」が、現状追認を超越して、
新しい理想の世界を提示できるか、
試されていると言えよう。
特に国際関係において政界や経済界の「セレブ」が
賢人会議などで話す内容に酷似している(この
田坂氏自身もこういった会に参加されたのだろう)。
彼らはエリートであることの責任を自覚し、
欺瞞を自戒し、よき国際社会を作るべきことを
提唱している。誰にも共感できるような
社会の共通善の推進を提唱する、いわば
ロータリークラブやフリーメーソンのようなものだ。
実際のところ、国際社会がエリート支配の社会で
あることは良く知られている。
ピケティが『21世紀の資本』で
理論的に説明し、パナマ文書が実証したように、
国際社会は階級社会であり、その階級は
富や学歴によって示される。
こういった国際社会のエリートたるエートスが
「真のエリート」たる自覚ということだ。
しかし、その「真のエリート」が果たす役割と
実現する世界は、結局のところ、
現状(Status Quo)を追認することに終わる危険がある。
それは「ノブリス・オブリージュ」が、身分社会と
経済格差を追認したようにである。
「真のエリート」が、現状追認を超越して、
新しい理想の世界を提示できるか、
試されていると言えよう。
2018年6月1日に日本でレビュー済み
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厳しいけれど温かい。
最近、著者の本を読むたびに、厳しさとともに温かさを感じます。
自分も歳をとって、自分の足らざるを知りつつあるところです。
、、、その非熟さに愕然とする今日、この頃ですが。
いろいろな著作の取りまとめ部分もありました。
反省日記もいいと思います。
最近、著者の本を読むたびに、厳しさとともに温かさを感じます。
自分も歳をとって、自分の足らざるを知りつつあるところです。
、、、その非熟さに愕然とする今日、この頃ですが。
いろいろな著作の取りまとめ部分もありました。
反省日記もいいと思います。